この記事で解決できるお悩み
- マルチタスクができない
- 集中力を維持し続けたい
- 圧倒的な量をこなしたい
今回紹介する「5STEPで圧倒的にタスクをこなす方法」を実践すれば、集中力のアップはもちろんのこと、圧倒的な量の作業をこなせるようになります。
まずは「マルチタスクができない」という問いにお答えいたします!
もくじ
マルチタスクなんてできなくていい
- マルチタスクの3つの悪循環
同時並行作業が集中力を奪う2つの理由
- タスクを切り替える負担
- 注意力・情報処理能力が低下する
圧倒的にタスクをこなす5STEP
- タスクを30分以内で終わる分量に分解する
- 分解したタスクをリスト化
- 1回に行うタスクは1つだけ
- 30分間に全力を注ぐ
- 必ず休憩する
マルチタスクをやめて圧倒的に成果を出そう!
マルチタスクなんてできなくていい
マルチタスクをこなしている有名人や優秀な友人などを目にして、私もできたらいいのにと思ったことはありませんか?複数の課題を一気に片付ける姿はかっこよく見えますよね。
でも本当に彼らは同時に大量のタスクをこなし続けているのでしょうか?
その真相に迫るべく「マルチタスクが私たちに与える影響」を3つにまとめて分かりやすく解説します。
マルチタスクの3つの悪循環
いかで私も含めた多くの人が経験するマルチタスクの罠について簡単に紹介します。
- ①やった気になってしまう
-
複数タスクを同時でやっていると、個々のタスクはほとんど進んでいないのにもかかわらず、たくさん仕事をしている感覚を得られます。しかし実際には全部のタスクが平均して出来が悪い最悪の状況を生み出すのです。
- ②見かけ上の忙しさに満足する
-
やった気になっていたあとは、忙しい自分に対して頑張っていて偉いと思ってしまうかもしれません。この状態はすごく危険で、客観的に自分のタスク進捗が見えていない状態です。
- ③未完了のタスクに押しつぶされる
-
①→②の後、あるタイミングで未完了のタスクが大量に残っていることに気づきます。
しかしその時はもう手遅れ。雑にできることをやって処理をするか、あきらめるしかなくなります。
そうなれば自己肯定感は下がる一方で、何のやる気も起きなくなり負の連鎖に入ってしまいます。だから言います。マルチタスクなんてできなくていいんです。
私も何回も繰り返していました。
自分としては本気で頑張っているのに何も進まず、負のスパイラルに陥る時の苦痛は計り知れないものです、、、
同時並行作業が集中力を奪う2つの理由
次に同時並行作業が集中力を奪う理由について、科学的な研究を用いながらご説明いたします!
- タスクを切り替える負担
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ある心理学研究1では、タスクを切り替える際に生じる「切り替えコスト」について詳しく分析されています。実験では、被験者が異なるタスク間を切り替える際、反応時間が増加し、エラー率も上昇することが確認されました。これは、タスク間の切り替えが認知的負荷を増大させ、情報処理能力を低下させることを示しています。
タスクが多く、いろいろなことに手を出すごとにに脳への負荷は増えていき、処理能力も衰えてしまうのですね!
- 注意力・情報処理能力が低下する
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スタンフォード大学の研究2(2009年)では、メディアを多用するマルチタスク作業者は、単一タスク作業者と比較して認知的統制が低下することが示されています。具体的には、マルチタスク作業者は注意のコントロールや情報の選別が苦手であり、無関係な情報に対しても敏感に反応してしまう傾向が確認されました。これにより、情報処理の効率が低下し、作業の正確性も損なわれることが明らかになっています。
圧倒的にタスクをこなす必須の5つ考え方
人間の集中力は一般的に15~90分といわれています。これはかなり個人差がありますが、短期的に高い集中力で物事に取りかかるのは15~30分が最適です。
そのため、まず自分のタスクを30分で終わる量で分解してみてください。
次に分解したタスクを今日のスケジュールに落とし込みます。
ここがポイントです。
例えば英語の勉強をする必要があるとします。
まず30分以内のタスクごとに分解すると
・リスニング 30分 × 2
・単語 10分 × 2
・文法 20分 × 1
・読解 30分 × 2
これを今度はスケジュールに落とし込むのです。
単語や文法は隙間の時間にできますから、「電車の移動時間や仕事の合間に済ませられるな!リスニングや読解は落ち着いた環境でやりたいから帰宅後に行うことにしよう!」といった具合です。
実現可能性も格段に高まりますし、やる気も上がります。
ここが今回の記事で一番伝えたいことです。
それは1回に行う作業は一つだけ。
事前にスケジュールしたこと以外は手を付けないことを忘れてはいけません。
先ほどお伝えした通り、複数同時並行での作業は集中力、情報処理能力が低下します。また、タスクを分解することは小さな達成を積み重ね、自己肯定感をあげる意味合いも持ち合わせているのです。
そのため並行での作業は自分の能力を下げ、達成感も得られないまま終わる可能性が高まってしまいます。
絶対にやめましょう。
私はこれをやめてから、かける記事数も倍になりましたし、仕事でのタスクも今までの半分の時間で終わるものが格段に増えました
一見当たり前のようですがここにもちゃんとした意味があります。
特に以下の2つを意識してください。
- ほかのことを考えずに取り組めているか
- この時間で人生を変えてやるという気持ちを持てているか
ほかのことを考えずに取り組めているか
やはり人によって30分集中できる時間帯もあれば、10~15分が限界ときもあります。疲れの具合でできるタスクの内容も変わってくるでしょう。
他のことを考えずにタスクに取り組める最適な時間を設定し、実行できるようになることが大切なのです。
なのですべてのタスクを30分で統一する必要などないのです!
この時間で人生を変えてやるという気持ちを持てているか
このタスクへの姿勢は常に心に刻み付けておく必要があります。それはたとえやりたくない仕事、バイトでもです。
自分が熱心に取り組んでいることであれば当然その30分は最高の時間になるはずです。
これがやりたくない仕事、バイトの場合であっても捉え方を変えるだけで姿勢が変わるコツがあります。
自分のやりたいことへの時間を増やすために絶対に時間内に終わらせるという強い意志を持つ
それさえあれば意味の分からない仕事でも、早く終わらせる必要性が生まれます!
最後が休息をとること。
締めに興味のないことが来たなと思った方。ただの休憩ではないので気を付けてください。
スポーツなどを経験した方ならわかると思いますが、負荷の高い練習をした後は、スポーツドリンクを飲み、できるだけ早く回復できるように最善の休息をとっていたはずです。
ここで言いたいのはその休息なのです。
15~30分本気でタスクと向き合ったら、糖分を摂取したり、瞑想、昼寝程度の軽い睡眠等を取り入れるのがおすすめ!
このサイクルを使いこなすには少し時間がかかります。
最初は1サイクル、2サイクルしかできないかもしれません。でも毎日続けてください。
気づいたときには圧倒的な力を手に入れられます。
マルチタスクをやめて圧倒的に成果を出そう!
今回はご紹介した「圧倒的にタスクをこなす必須の5つ考え方」を使えば、学業、仕事、資格試験、副業など自分の目指す目標へ大きく近づくことができます!
最後におさらいをして終わります。
- タスクを30分以内で終わる分量に分解する
- 分解したタスクをリスト化
- 1回に行うタスクは1つだけ
- 30分間に全力を注ぐ
- 必ず休憩する
「さらに成果を出したくて仕方がない」という方は以下記事で行動の質を高める方法や最高の休息方法について解説しているので確認してみてください!
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