こんにちは、効率研究所のYANAです。一人暮らしの方や多くの主婦の方が悩む自炊。仕事終わりで作れない、献立を立てるのがストレスでしょうがない…。私も一人暮らしをしているためこの辛さがよくわかります。
そこで効率研究所より、疲労をためずに自炊を続けるための簡単な解決方法をお教えします。今回は献立編に続き調理編として、自炊を続けるうえでのポイントを解説します。誰でも簡単にできることを意識しておりますので、最後までご覧になり、日々の皆さんの家事に貢献出来たら嬉しいです。
目次
- 調理時間がかかる原因を把握しよう
- 調理時間削減のためのテクニック
- 自動調理器があなたの強い味方になる
- 楽に美味しく、栄養バランスの良い食事を!
調理時間がかかる原因を把握しよう
私の記事でおなじみの原因分解から始めましょう。献立編での分析からさらに詳しく内容を深ぼっていきます。最終的な目標は自炊全体の時間を短縮して、楽に栄養バランスの取れた食事を自炊できることです。一緒に少しずつ成長していきましょう。
手間がかかる下ごしらえ
まずは調理時間を分解します。献立編で野倉安生をさらに細分化したものになります。
筆者作成
私の場合、実際に調理時間を計ってみたところ約50分かかっております。それをさらに分割したのが上の図です。時間の内訳は、下ごしらえに約15分、調理に約30分、盛り付けに約5分となっていました。私は1人暮らしなので、家族がおられる方はさらに時間が増えるかと思います。この中でやはりネックなのは調理時間と下ごしらえにかかる時間ですね。今回は調理編でかつ、楽に栄養がとれる料理を作ることがテーマなので、「調理時間」に絞って解説していくことにします。
複雑な調理工程
調理工程では主に主菜、副菜、汁物に分けることができます。私が実際に行った項目別の調理時間をまとめさせていただきますのでご覧ください。
調理時間 | |
主菜 | 20~30分 |
副菜 | 5~10分 |
汁物 | 10分 |
やはり時間がかかるのは主菜を作る時間です。手の込んだものを作ろうとすればするほど時間はかかってしまいます。しかし、おいしいモノを作るには多少の手間は省けないことが多々あります。今回の課題はこの主菜を作る時間をいかに短縮し、楽に美味しく作るかがカギを握っていそうですね。
片付けに時間が取られる
自炊が面倒と感じてしまう人のほぼ全員が感じていること。それは後片付けです。特に皿洗いが挙げられます。食べ終わってもう寝てしまいたいと思っているときに、キッチンで待っている食器たちを見ると本当に絶望してしまうんですよね。しかし工夫と技術を活用すれば、苦労している現在よりも必ず楽になります。気になる方は後片付け編の記事でお待ちしているので是非ご覧になってください。(近日公開予定です)
調理時間削減のためのテクニック
先ほどの調査で分かった主菜を調理する時間はどのように短縮できるのでしょうか?ここでは2つのテクニックに分けてご説明します。全体の調理時間短縮を実現するべく取り組んでいきましょう!
シンプルな工程の料理を選択する
一つ目はシンプルな工程の料理を選択することです。工程が蒸すだけだったり、炒めるだけで味付けも簡単であれば調理は5~10分で終わります。特に疲れているときは無理せず簡単な調理法の料理を選択することが大切です。私も絶対に忙しいとわかっている日は、あらかじめ以下のような料理を選んで作るようにしていますよ!
・肉野菜炒め
・蒸し野菜
・丼もの
自動調理器等を利用すること
楽したいとは言いつつも、シチューや煮込み料理などの少し手間の係る料理が食べたくなる時もありますよね。しかし時間がかかるし、片付けを考えるとやりたくないと思うものです。その他の料理でもおいしく作ろうとすると、じっくり炒めたり、低温で長時間調理が必要なことが多々ありますよね。この悩みを解決してくれるのが自動調理器なのです。
自動調理機にもいくつか種類があるので紹介させていただきますね。
・非圧力鍋
・電子圧力鍋
・自動かくはん式(鍋が回る)
自動調理器といっても様々な種類があって機能も多様です。具材と調味料さえあれば、あとはボタンを押して待つだけ。その間に食器を洗うもよし、洗濯をしてしまうのもよしです。
自動調理器があなたの強い味方になる
自動調理器のメリットは本当に幅広いです。おいしい料理が手軽に食べられるだけではなく、私たちに時間を与え、人生をより豊かにする力を持っていると私は考えています。この項目では自動調理器が私たちに与えてくれるメリットに関してお教えいたします。
料理初心者でも簡単
「料理をしても味が安定しない」「火加減が分からない」というのは、初心者だけでなく経験者でもよくある悩みです。 私も以前作った料理なのに同じ味が再現できないときはよくあります。特に煮込み料理や低温調理は味付けや火入れ加減で実感するかもしれませんが、自動調理器具ならその心配はいりません。温度や時間を自動で管理するため、コンロの前で待ちながら火加減を調整必要はなく、最適な加熱時間で美味しく仕上げてくれます。またタイマー機能がある機械も多く、設定した時間が来ると自動で調理をストップするので、焦がしたり煮詰めすぎたりといった失敗はありません。
多様な料理に対応している
「毎日の献立がワンパターンになりがち」という悩みも、自動調理器が解決してくれます。一台で、煮る・蒸す・低温調理など、様々な調理法が可能なので、できる料理の幅が広がります。
例えば
- 蒸す:ヘルシーな蒸し野菜や魚料理。栄養を逃さず、健康的な食事が手軽に作ります。
- 煮る:ビーフシチューや肉じゃがなど、火加減が難しい煮込み料理もプロ並みの仕上がりに。
- 低温調理:しっとり柔らかな鶏むね肉やジューシーなローストポークが簡単に完成します。
これだけの調理法を手間なく実現できるから、食卓が華やかになるだけでなく、「次は何を作ろう?」とワクワクした気持ちで料理になれるようになります。具材を入れて待つ時間が本当に楽しみになるんです。
時間を有効活用できる
「料理をしている間、他のことができたらいいのに…」と思ったことはありませんか? 自動調理器なら、食材を入れてボタンを押すだけ。 煮込み料理や蒸し料理など手間がかかる料理でも、機械がすべてやってくれます。コンロの前で火を見ていなくて済むので、洗い物や洗濯などを終わらせることもできますし、疲れていたら休憩していればいいんです。忙しい日々に少しの余裕を確保できるのも嬉しいポイントです。私としては時間を生み出せるという点が何よりも大きなメリットだと考えています。
楽に美味しく、栄養バランスの良い食事を!
自炊を続けるポイントは、「いかに手間を減らして美味しいものを作るか」です。忙しい毎日でも、ちょっとした工夫や便利な道具を取り入れることで、調理の負担を大幅に軽減できます。
特に最近は、食材を入れてボタンを押すだけで、煮込みや蒸し料理ができる便利なツールも増えています。こうした道具を使えば、調理中に別の作業をする余裕が生まれたり、火加減を気にせず安心して料理ができたり、「楽して美味しい」を実現するための強い味方になってくれるでしょう。
毎日忙しくても、美味しくて健康的な食事は自分を元気にしてくれます。無理なく楽しみながら続けられる自炊生活を、ぜひ皆さんのペースで始めてみてくださいね!
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